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    小西 徹也(こにしてつや)先生のプロフィール
新潟薬科大学応用生命科学部 教授
食品機能・分析科学研究室
新潟薬科大学産官学連携推進センター長(兼)
1968年東京薬科大学大学院薬学研究科を終了、同大学薬品物理化学講座助手、同講師、米国カリフォルニア大学バークレー校解剖生理学部に博士研究員を経て、78年に新潟薬科大学助教授に就任。93年カリフォルニア大学バークレー分子細胞生物学部客員教授、96年新潟薬科大学、同大学院教授。03年新たに開設された応用生命科学部教授に就任(食品機能・分析科学研究室)。Molecular Nutrition and Food Research (MNF)誌編集委員ほか種々の専門誌reviewer、国内外の博士論文審査員、学会評議員などを務める。 地球上において、生物はその生命活動のためのエネルギー産生に酸素を利用する方法を獲得したことで劇的な進化をしてきました。しかしながら生体内で利用される酸素の一部は、その利用過程で化学反応性に富んだ酸素化合物、すなわち活性酸素(ROS)に変化します。 活性酸素はその強い酸化力で細胞を構成する脂質やタンパク質、DNAを損傷します。酸素で金属が酸化され、錆びる現象と同じです。過剰に発生した活性酸素によりこの体内酸化が進行すると細胞機能の変異が起こり、いろいろな病気やがん、老化の原因となると考えられています。実際、活性酸素は糖尿病、動脈硬化、脳退行性病変(アルツハイマー型認知症やパーキンソン病等)、がん、そして老化などに関係することが知られています。この活性酸素による生体損傷反応は連鎖的に拡大する性質があるので、その拡大を抑えることが重要です。活性酸素の発生を抑えたり、連鎖反応を抑えたりする役割を果たすものが抗酸化剤です。 生体には生理的に抗酸化の機構が備わっており、日常的に起きている活性酸素の攻撃から身を守る働きをしていますが、抗酸化性の高い黄緑色野菜や果物を意識してとり、この酸化を防ぐことが生体機能の低下を抑え、病気や老化を防ぐために有効です。 現代の生活環境では、飲酒や喫煙、ストレスなどの生活習慣、食品添加物や環境汚染物質、激しい運動、紫外線など活性酸素を増やす様々な要因を抱えています。

    抗酸化性の高い食品や水を摂取して常々活性酸素による害をコントロールすることを心がけることも健康を考える上で有益だと思います。